株式投資を始めたきっかけ

投資

きっかけは銀行口座に1,000万円が貯まったから。

24歳から働き始め、奨学金を返済しながら社畜生活を送るアラサーリマンが、株式投資を始めたきっかけをまとめたいと思います。

私が株式投資を開始したのは、2020年の12月。翌年に第一子が生まれるという状況で、銀行預金が1,000万円に到達した事をきっかけに、この資金で何か子供にしてあげられることはないだろうか?と模索して辿り着いた先が「株式投資」でした。

1,000万円を銀行口座に眠らせていても、年利はたったの「100円」

この事実を知った時に「なんてもったいないんだろう」と感じ、行動を開始しました。

学資保険という選択肢も検討しましたが、配当金や株主優待で子供のおむつやミルクといった消耗品、おもちゃ等をまかなえる事が可能だと考え、株式投資を選択しました。

正直、銀行の年利100円を上回る様なリターンを得られればいいな、と思って気楽に始めた株式投資ですが、案外性に合っており、現在では配当金や株主優待を得ながら、快適な生活を送っています。

この記事は以下の様な方に読んで頂きたいと思い、執筆いたしました。

  • 出産を控え、これから子育てが始まる方
  • 新社会人で投資期間を長く取れる方
  • まとまった銀行預金がある方
  • 投資に恐怖心や不信感を持っている方
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株式投資を始めたきっかけ

1番の理由は「銀行口座に1,000万円が貯まったから」です。

これといった趣味もなく、食事は自炊、休日はゲームをして過ごしていた私は、給与のほとんどを貯金に回し、貯蓄率(手取り収入に対する貯金額の割合)が50%を超えるような生活をしていました。

私の銀行口座は子供の頃から使用していた地元の信用金庫。

預金利率は驚きの「年0.001%」

1,000万円の貯金に対して、年間で得られる金利はわずか「100円」という計算になります。

この事実がどうしようもなく「もったいない!」と感じてしまい、それなら100円以上のリターンを出せる程度の低リスクで、株式投資を始めてみようと思いました。

配当金が入った暁には、子供のおむつやミルク代にしよう!という考えもありました。

100円以上のリターンを得ることに徹底し、絶対に損はしたくない、という強い気持ちで株式投資の世界へ足を踏み入れました。

銀行預金と株式投資の比較

1,000万円の貯金から得られる年利は、わずか「100円」

これに対して、高配当株(※配当利回り3%と仮定)を1,000万円分保有していた場合の年間配当金は、なんと「30万円」

( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシゴシ

(;゚Д゚) …3,000倍!?

計算間違ってますよー、という声が聞こえてきそうですが、私も最初はそう思いました。明らかに怪しい話に聞こえますよね?

楽して儲かる話はない。甘い話には裏がある。そう身構える気持ちは十分にわかりますが、株式投資の世界では、これくらいの配当利回りを持った株が確かに存在しているのです。(いわゆる罠銘柄と呼ばれる高配当株も存在している為、注意が必要です)

より低リスクとする為、配当利回りをもう少し落とし、3%→1%とした場合の年間配当金は「10万円」となります。

これでも十分に銀行預金としておくよりもリターンが得られる計算となります。

もちろん、投資の世界はそこまで甘いわけではなく、損失を被る可能性があります。ですから、自分自身でしっかりと検討し、納得した上で始める事が大切だと思います。

※配当利回りとは、株価に対する年間で得られる配当金の割合を示す指標です。 例えば、現在株価が1,000円で、配当金を年に10円もらえる場合、配当利回りは1%(10円÷1,000円)となります。

株価変動による「含み損」

銀行預金と株式投資の年間パフォーマンスについて簡単に解説しましたが、もちろん、株式投資には避けられないリスクが存在します。

それが株価の下落による「含み損」というものです。

例えば、1,000円で購入した株の価格が900円に下落した場合、1,000−900=100円の「含み損」を抱えることになります。この時の価格(900円)でこの株を売却すれば、100円の損失となり、事実上100円を失ったということになります。

※1単元(=100株)購入していた場合は、100円×100株=10,000円の損失となります。

仮に1,000円の株を1,000万円分購入した場合、1万株購入することができますが、その際、株価が1,000円から900円に下落すると、100円×1万株=100万円の含み損を抱えることになります。

その後、株価が900円から1,000円に戻ればプラスマイナスゼロとなりますが、一時でも資産が「−100万円」となるのは、想像しただけで恐ろしいですよね。

「含み損」という状態は、実際に100万円の損失が「確定」しているわけではないのですが、精神衛生上あまり良いものではない事は確かです。

株式投資には株価変動による、こうしたリスクが潜んでいる事を忘れてはいけません。

配当金を実際に受け取ってみて

上記内容をもとに、私は銀行預金の6割に当たる約600万円を株式投資へ充てることにしました。ちなみに、残りの約400万円は生活防衛資金(突然の出費や不測の事態の生活費)として、銀行預金としています。

購入銘柄は日本株と米国株を合わせて、17銘柄(※ETFを含む)とし、配当利回りは2%程度となりました。

これにより、年間の配当金は「約12万円」となり、平均して毎月1万円を得られる様になりました。正確にはここから税金が引かれる為、手元に入ってくる金額は約8,000円となりますが…

株式投資を始めて、2年以上経過していますが、未だに初めて配当金が振り込まれた時の感動は忘れられません。株式を保有していただけで、本当にお金が振り込まれた!という不思議な感覚もありました。

私の場合は、このお金で子供の絵本やおむつ、ミルクといった消耗品を購入したり、保育園代の足しにしています。

また、新入社員の方や資産を増やす事をメインとして考えている方は、高配当株を追加購入する資金に充て、配当金をさらに増やしていくと良いかもしれません。もちろん、旅行や欲しいものを購入するために活用するもの良いと思います。

※ETFとは「Exchange Traded Funds」の略で「上場投資信託」と呼ばれるものです。平たく言えば、株の詰め合わせパックみたいなものです。

まとめ

まとまった資金ができたから「銀行の年利100円」を上回る成果を得よう!と思い立って始めた株式投資ですが、今のところは満足のいく結果が出ております。

配当金は上記の様に毎年12万円程得られていますし、増配(配当金が増える事)により、年々得られる金額は右肩上がりとなっています。

また、幸いな事に、保有銘柄全体の評価損益(含み損と含み益の合計)はプラスとなっており、含み損を抱えながらの日々とはなっておりません。

銀行にお金を預けていた時と比較して、日々の生活で何か特別な事をしているわけではないのですが、配当金や株主優待が手元に入ってくる、という恩恵を受ける事ができる様になり、生活の質が格段に向上したと思います。

これは結果論でしかありませんが、私が投資を開始した2020年12月という時期がアフターコロナに向けて株価が回復基調にある時期でした。ビギナーズラックにより、この波に乗れただけであることを肝に銘じ、自身のリスク許容度を超えた投資をしないよう注意していきたいと思います。

 

株式投資に恐怖心や不信感を持っている方に、平凡なサラリーマンでも株式投資ができているよ!という事実をお届けできるように、今後も情報発信を行っていこうと考えておりますので、引き続きお付き合いを頂ければ幸いです。

 

株式投資は自分自身の責任で行うものであり、情報収集や投資先の選定などには細心の注意を払う必要があります。投資初心者の方は、投資の基礎知識をしっかりと身につけた後、少額から始めることをおすすめします。

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