ベビー用品店やドラッグストアに行くといろんな種類のベビーフードが並んでいます。
レトルト、フリーズドライ、粉末、瓶、お弁当セットなどなど。
私も育児休業をもらっていたので、手作り離乳食を作る時間を捻出することはできたのですが、それでも市販のベビーフードにはお世話になりました。
最初から100%手作りする気はなかったのです!
なぜそう考えていたのか、どんな時にベビーフードに頼っていたのかご紹介します。
食べる量、具材の硬さ、大きさの目安
多くのベビーフードは月齢別の目安が書かれています。
その子によって離乳食の進み具合は違いますが、大まかな食材の硬さや大きさの目安を知るために使っていました。
また、我が家の場合、初めてほうれん草を食べた時に苦手だと感じたのか口から吐き出していました。
なんとか食べてもらいたいと思い、キユーピーの瓶フードを使ってみたところスムーズに食べてくれました。
やっぱり長年の研究の末に作り出された、月齢に合った食べやすい硬さや味付けは初めからできません!
ということで、離乳食の目安として素直にベビーフードを取り入れることにしました。
調理しにくい食材に挑戦する
離乳食が進んでくると、レバーやとうもろこしといった調理が難しい食材を食べさせることが増えてきます。
レバーなんて料理下手な私が触ると生臭くてトラウマになります。
とうもろこしもそのまま食べさせられないので、すりつぶしてペーストにしますが労力の割には少量しかできないのが悲しくなります。
そういった食材をベビーフードで食べさせてました。
和光堂のお湯を入れて戻すタイプのベビーフードをよく使いました。
1歳半になった今も、単品のベビーフードを料理に混ぜて使ったり、レトルト離乳食を選ぶ際は、普段の料理に使わない食材が使われているものを選んだりします。
保育園に預けたりすると、給食で出される食材は事前に家で食べてアレルギーの有無を確認するように言われます。
集団生活させるためには「家で食べないから」という理由で食べさせないわけにもいきません。
そういった理由もあり、市販品を使っています。
メニューのバリエーションを増やす
3回食になった頃からメニューのネタ切れが起きるようになってきます。
以前ご紹介したスープの味付けを変えてもいいのですが、それだけでは圧倒的にメニューが足りません。
それを解消するために、レトルトの離乳食に食材をチョイ足ししてバリエーションを増やしました。
例えばレトルト離乳食80g入りのものを半分お皿に出して、40g分の野菜やお肉を足して食べさせます。
残りは冷凍しておき、翌日は残ったものに別の野菜やお魚を入れれば昨日とは違った食材で食べられます。
レトルト離乳食は種類が豊富なので、チョイ足しする食材を変えれば毎回違う楽しみ方ができます!よね?
お出かけ、預ける時に持って行く
お出かけの時には和光堂のお弁当タイプの「栄養マルシェ」をよく使いました。
これはごはん・おかず・スプーンがセットになっているので、これ1つと飲み物があれば足りてしまうのがありがたいところです。
離乳食や幼児食初期はなかなか外食ができません。
子ども連れで大人が外食したとしても、フードコートのようなところで持参したものを食べさせることが多いと思います。
そういう場面で手づくりを持ち歩くのは、特に気温が高い時期は衛生面で心配だったりします。
お弁当タイプの離乳食であれば常温で持ち運べるので安心でした。
また祖父母に預ける時や、一時保育・病児保育など、普段預けていない場所にお願いする場合に使っていました。
手作りのお弁当を食べさせてもらっても問題ない場合がほとんどだと思いますが、万が一アレルギーを発症してしまった場合に、食べたものが特定できるので説明しやすいのではないか、という思いからです。
実際にはアレルギーを持っている子どもに対しては、食べさせるものには細心の注意を払いますし、一時保育施設ではアレルギー対策のために食べ物や飲み物の提供はしていないところが多いです。
・・・という建前もありますが、本当のところは普段から人様にお見せできるような立派な手作り離乳食を提供できていないので誤魔化しているというのが現実です。
(彩りや食材の切り方が何故かキレイになりません)
単純に疲れたとき
子育てをしていると「いつも通り」という時間の流れがいかに大切かを実感させられます。
大人だけであれば、ちょっと買い物が長引いたから外食して帰ろうとか、ちょっと時間がかかっても手間ひまかけた美味しい料理を作って食べよう、ということができます。
少しくらい時間が遅くなっても待てますが、子ども相手にはそれが通用しません!
疲れていてお腹が空いて不機嫌な子どもと、不機嫌な子どもの相手をしながらごはんの用意をしなければいけない親のストレスといったら、お互いにとって何ひとつ良いことがありません。
それに親が仕事をしていると、仕事のストレスだって溜まってきます。
特に金曜日の帰宅後は殺伐としています笑
そんな日は素直にレトルトに頼ります。
レトルトに冷凍ストック野菜を混ぜて、時短&カサ増しの特盛週末ご飯を速やかに提供します。
「こんなに食べられるのか?」と思いながら作ります。
キッチンに子ども用のハイチェアを移動して、大人用の夕食を作る隣で食べてもらいます。
1歳半にもなるとある程度自力で食べられる(ものすごく散らかしますが)ので、目の届く場所で食べてくれていたらいいかな、と思っています。
罪悪感ではなく感謝の気持ちで市販品に頼る!
何を言ってもこの一言に尽きると思います。
離乳食初期は、なんとなく罪悪感を感じながら市販品に頼ることもありました。
しかしやっぱりメーカーの長年の研究と開発の結果生み出されたベビーフードは偉大です。
素直に頼る時には頼って、手作りを食べさせられる時間と心の余裕を作るのも必要だと思いました。
だからこの場を借りて「ありがとうございます!おかげで我が子はモリモリ何でも食べる立派な子に成長しています!」と伝えさせていただきました。
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