大人にとっての『おやつ』は、気分転換に甘いものを食べながらコーヒーを飲んで楽しく過ごすものというイメージですが、子どものおやつは『カロリー補給』の役割があります。
もちろん楽しく食べることは大切ですが、そもそもの目的が大人と子どもでは違います。
子どもは体が小さい割には必要なカロリーが多く、それでいて胃が小さいので一度に食べきれないので、おやつで補うということです。
実際に、ぼたもちが通っている保育園では未満児は午前と午後の2回、3歳以上は午後だけのおやつが提供されます。
そこそこ量が食べられるようになるのは、3歳くらいということなのでしょう。
そこで今回は1歳〜2歳の子どものおやつに何を出しているか、どんなことに気をつけているかご紹介しようと思います。
本格的に始めたのは1歳から
我が家で本格的におやつを食べさせ始めたのは、離乳食3回食に慣れた1歳を過ぎた頃でした。
その頃には食後のミルクを卒業し、ちょうどおやつの時間にミルクを飲ませていたのをおやつに替えていった感じです。
1歳2ヶ月から保育園に通うようになったので、自宅でおやつを出していた期間は短かったのですが、それでも用意する食事の回数が増えたように感じて煩わしく思っていたのは本当です。
市販の子ども用お菓子も、食べられる硬さ・大きさかどうか調べるのも面倒に感じて、かといって手作りする時間の方が足りなくて、何回かすっ飛ばしたこともありました。
それでもそれなりに順調に育ってくれるから、気にしすぎる必要もないと思います。
時間を決める
生活リズムを壊さないためにも、食事とおやつの時間は決めていました。
またダラダラ食いを防止するためにも、食べている時間も1回15分以内にしました。
と言っても、実際は私が待ちきれずに15分経ったら静かに片付けていましたが。
この頃はまだ朝寝が欠かせなかったので、朝食→遊ぶ→おやつ→寝る→昼食→寝る→おやつ→お風呂→夕食→寝るという寝てばっかりでハードな毎日でした。
だからこそ、というのもありましたがおやつには時間をかけずに短時間で準備と片付けができるものを用意しました。
もちろん冷凍も活用しました。
簡単に出せるもの
シリアルと牛乳
子ども用の甘さ控えめのシリアルを皿に出して、牛乳をコップに入れて終わりです。
本当はシリアルに牛乳をかければ洗い物が1個減るんですけど、うちはフニャっとした食感を嫌がって食べなかったで別皿になりました。
ゆでじゃがいも
ポテトサラダを作る時に1個多く茹でて、それをおやつに出しました。
味付けはしませんでしたが、マヨネーズかふりかけがあればかけてあげると良かったかなとも思います。
きなこマカロニ
早茹で3分のマカロニを茹でて、きなこをまぶして完成です。
最終的にきなこなしのただの茹でマカロニも出してみましたが、案外普通に食べてくれました。
餃子の皮
果物を包んでフルーツ餃子を作ったこともありましたが、それでも余った皮は、うどんのように細く切って3分くらい茹でてふりかけをかけて完成です。
おにぎり
ちょっと余ったご飯をラップに乗せて30秒チンして、ふりかけをかけて、そのまま握って完成です。
洗い物もスプーン1本か、ラップのままご飯を掴めばゼロでいけます。
お米は腹持ちがいいので、おやつには最適です。
歯みがきはしていません
自治体の歯科検診を受診した際、できればおやつの後も歯みがきをして「食べたら磨く」習慣を身につけるように指導されました。
しかしなかなかそうもいかず、3食+おやつ2回で1日5回の歯みがきはつらいです。
素直に磨いてくれればいいのですが、全力で嫌がって暴れるのでおやつ後の歯みがきはやめました。
その代わりに自分の中でルールを決めました。
①3食後の歯みがきはしっかりやる
②ジュース、果物など甘いおやつを食べたら磨く
③本人が歯みがきしようとしていたら便乗する
④ダラダラ食べさせない
これくらいのルールを課していれば、1日5回の歯みがきで体力が削られるのに比べれば優しいなと。
要するに自分のメンタルを保ちつつ、罪悪感も薄らぐ絶妙なバランスを取った案だと思っています。
もちろん毎回歯みがきできれば何の問題もありませんね!
難しく考えすぎないこと
子どもが食べるものはいつも栄養バランスが良くて、体にいい素材のものを選んで…という考え方も大事ですが、そればっかりにこだわってしまうと、親自身が毎日つらくなってしまいます。
毎日続けるためにも、ほどほどに手を抜きながらおやつを用意していきましょう。
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