離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)は、お粥→野菜→たんぱく質の順で少しずつ慣らしていきます。
野菜については、以前の記事でもご紹介したので是非見てください。
今回はたんぱく質について、我が家で食べ進めた方法をご紹介します。
我が家では生後6ヶ月になってから豆腐ときなこを食べさせました。
その後6ヶ月後半から白身魚(タイとシラス)、7ヶ月になってから卵の黄身を食べました。
心配していたアレルギーもなく、この頃になるとスプーンを口に運ぶと口を開けて閉じてくれる動作ができるようになり、一気に離乳食が進んだことで私自身も楽しくなってきた時期です。
そんな我が家の離乳食についてご紹介します。
豆腐
豆腐は消化が良く、良質なたんぱく質が取れることから離乳食初期にオススメの食材だそうです。
赤ちゃんに食べさせるものだから安全安心の国産大豆使用で、添加物は使っていない・・・ものは選びませんでした。
普段大人が食べているスーパーのお買い得な絹豆腐です。
こだわりたい方はとことんこだわっても良いと思いますが、私の場合、そういう食材を選ぶこと自体がストレスになったり、気になり出したら止まらない性格だったので思い切って見ないことにしました。
調理方法は、小さなスプーンで1杯くらいを小皿に取り、電子レンジで20秒ほど温めるだけです。
しょうゆ等の味付けは不要です。
初期はドロドロに潰してポタージュ状にすると良いとのことですが、我が子の場合はお粥も野菜もドロドロが苦手だったようで、スプーンで潰したくらいの大きさの方がよく食べてくれました。
こればかりはお子さんの様子を見ながら決めると良いと思います。
我が子は豆腐が大好きだったようで、とにかく食べています。
離乳食中期になると、出汁を使って湯豆腐風にしたりにんじんと混ぜて白和えにしたりとバリエーションが広がります。
残った豆腐は冷凍にできないので大人の食卓に並ぶことになり、必然的に豆腐料理が増えました。
きなこ
きなこも大豆から作られているので、たんぱく質としてカウントできます。
大人の場合、砂糖を加えてお餅と一緒に食べることが多いかもしれませんが、離乳食では砂糖も塩も使わないきなこ100%で使います。
一番頻繁に作ったメニューは、お粥に混ぜてきなこがゆです。
きなこもちみたいな味で美味しいです。
パンが食べられるようになったら、食パン・粉ミルク・きなこを混ぜてパン粥もよく作ります。
粉ミルクとパンの甘味で食べやすくなります。
果物と少量のお湯ときなこを混ぜて、きなこフルーツもよく食べてくれます。
とにかくきなこは主食・おかず・デザートのどれと合わせても美味しい魔法の食材だと思います。
きなこはお正月にしか出番がないと思っていましたが、こんなにきなこを重宝する日が来るとは思いませんでした。。。
ありがとうございます。
白身魚
離乳食初期に食べられる白身魚はタイやシラスといったものです。
味が淡白でクセがなく、アレルギーの心配が少ないものが良いそうです。
1回に食べさせる目安としては鯛のお刺身1切れくらいだそうですが、庶民家庭の我が家ではそんなに頻繁に食べられない高級品です。
お刺身の状態で買ってくるのではなく、柵で買ってきてまとめて茹でて少量ずつを冷凍にしました。
そんな大人の思惑も虚しく、初めての白身魚も食べてはくれませんでした。
私の茹で方が悪かったのか生臭さが残ってしまいました。
翌日の離乳食ではホワイトソースと混ぜて食べさせたらOKでした。
生臭くならないようにするためにはグツグツに沸騰したお湯で茹でるのが良かったようです。
シラスも食べさせましたが、こちらはお湯をかけて塩抜きしてからすり潰します。
やっぱり生臭さが残るようで最初は嫌がりましたが、他の野菜と混ぜて食べられるようになると問題なく食べてくれています。
卵の黄身
卵もたんぱく質ですが、これはアレルギーが心配な食材のトップクラスに君臨しますよね。
私自身が幼少期に卵アレルギーを持っていたので、子供も同じなんじゃないかと心配しました。
私が離乳食を食べていた30年前は「卵を食べ始めるのが早いほどアレルギーを起こしやすい」という説が有力だったようで、離乳食初期に卵は食べさせていなかったようです。
しかし令和の子育ては違います!
卵は生後6ヶ月頃からOKなんです!
ただし「固茹でにした卵黄を耳かき1杯ずつ」本当に少量ずつあげて様子を見ます。
生卵の状態で卵黄を取り出そうとしても難しいので、殻ごと茹で卵にして黄身を取り出す方が簡単です。
後述しますが、耳かき1杯ずつ冷凍にするのは大変なので黄身に白湯を入れて溶かしたものをフリージングトレーで冷凍しておくと翌日も使えて便利です。
冷凍方法
たんぱく質の食品も野菜と同様に、茹でて潰して1食分ずつフリージングトレーに小分けにして冷凍できます。
ただし豆腐は冷凍すると穴が開いて高野豆腐のようになってしまうのでやめた方がいいと思います。
豆腐は冷蔵庫に入れて保管し、残った場合は大人が食べるようにしましょう。
卵の黄身の冷凍は、茹で卵の黄身を取り出して白湯80ccに溶かしておきます。
黄身の重さは約20gなので100gの卵黄溶液ができます。
これを10gずつ小分けにして冷凍すれば、1ブロックの中に卵黄が2g入っている計算になります。
1日目と2日目は1ブロックずつ、3日目には2ブロック食べさせて4g・・・という目安になります。
お粥を食べさせ始めた時も野菜を食べ始めた時もそうですが、初めての食品を食べさせると嫌そうなリアクションを取られることがよくあります。
アレルギー等で体調が悪くて嫌がっているのか、単純に初めてのものにびっくりしているのかよく見極めながら無理しないで離乳食を進めていきましょう!
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