私は、赤ちゃんどころか大人でも他人の爪を切ったことがありませんでした。
自分の爪を切るのだって特にこだわりもなく適当にしていたのに、繊細な赤ちゃんの爪なんて!とドキドキしながら切っています。
赤ちゃんの爪は思っている以上に早く伸びてきます。
大人よりもずっと水分が多くて柔らかい爪なので、ちょっとしたことですぐに割れてしまいます。
そして動きが活発になって握力も強くなってくる生後6ヶ月頃になると、自分の顔や大人の腕を引っ掻いて痛いです。
そんな赤ちゃんの爪切りについて、道具・頻度・タイミングなどのコツをご紹介します。
新生児の爪もしっかり長い
意外に思えるかもしれませんが、赤ちゃんの爪は生まれた直後でもしっかり伸びています。
お腹の中にいる時から長くなっている場合もあるんだそうです。
我が子も長い爪を持って生まれてきたようで、出産直後の分娩台の上で抱っこした時に「痛っ!」と思った記憶があります。
その後も授乳のたびに暴れる我が子の爪が、、、痛かったです。
退院してから初めて爪を切りましたが、まるでラミネートシートを切っているような柔らかい感触でびっくりしました。
こんなに柔らかいのに痛いのか!と。
そして切っても切ってもすぐに伸びる赤ちゃんの代謝の良さにもびっくりしました。
また赤ちゃんの皮膚は非常に乾燥しやすく、爪も乾燥に弱いようです。
赤ちゃんの爪は乾燥すると割れたり、ガタガタに変形したりすることがあります。
大人の場合だと爪の不調=体調不良か栄養バランスの崩れ、と思われがちですが赤ちゃんの爪の変形の原因は乾燥のこともあるのでそこまで心配は不要です。
週に1回〜2回は切っておきたい
先述しましたが、赤ちゃんは代謝が活発で爪が伸びるのも早いです。
しかも力加減を知らないので、自分の興味のままに思いっきり爪で引っ掻かれたりします。
大人であれば気にならない長さの爪でも痛いんですよね。
約1年間子育てをしてきて、週に1〜2回の頻度で切ってあげると伸びすぎないかな、という印象でした。
足の爪は手の爪よりも伸びるのが遅いので10日に1回程度でも大丈夫だと思いますが、足の爪も割れやすいので長くなる前に切ってあげた方が安心です。
1回割れてしまうと、修正するのに時間がかかってしまいますものね。
我が家では週に2回の爪切り曜日を決めて、そのうちの1回は手と足の両方を切ってあげるようにしています。
赤ちゃん用の爪切りを使う
赤ちゃんの小さな手を、あのゴツい爪切りでパチパチするの??と思っていましたが、ベビー用品売り場に赤ちゃん用の爪切りが売られています。
先端が丸くなったハサミで、刃の長さも最小限になっているため扱いやすいです。
赤ちゃんの爪は柔らかいので専用の爪切りがちょうどいいと思います。
何回かに分けて少しずつ切って、爪の先端を丸く整えます。
慣れるまでは時間がかかってしまいますが、週に2回も切っていればすぐに慣れます。
どうしても切るのが怖い!という方は、ヤスリで削っても良いそうです。
寝ている時に切る
いつ切ってあげればいいの?という疑問には、寝ている時が一番良いです!と答えます。
新生児期は暴れたりしませんが、手を抑えてごちゃごちゃしていると赤ちゃんも嫌がってきます。
動き回る月齢になると、とにかくじっとしてくれないので落ち着いて切れません。
だからとにかく寝ている時がチャンスです。
大人だとお風呂上がりで爪が柔らかくなったタイミングで切る方も多いと思いますが、赤ちゃんの場合は常に柔らかいのでお風呂上がりを狙う必要はありません。
寝かせた子どもの手の下にウエットティッシュを敷くと、落ちた爪を回収しやすくなります。
寝ている子どもを動かして爪を切ると目覚めるので、自分が右へ左へ移動しながら切ります。
だからかなりの重労働なんですよね。。。
まとめ
爪切りは定期的に必ずしなければいけないのに、あまり授乳や離乳食と違って情報が少なくて悩んでいました。
大人とは違って深爪をしたからといって日常生活や仕事に支障が出ることはないですし、爪の形がうまくできなくてテンションが下がる・・・なんてこともないので、神経質になりすぎる必要はありません。
子どもはどんな爪でもニコニコしてくれています。
爪切り上達のコツは回数を重ねて慣れるのが一番です。
そして切り終わったら、おとなしくしてくれていた子どもと上手に切ってあげた自分を褒めてあげてくださいね。
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