離乳食の進め方の例としては1週目にお粥、2週目に野菜、3週目にたんぱく質・・・と進めることが多いようです。
しかし以前の記事でもご紹介した通り、我が家の離乳食は育児書通りには進みませんでした。
ようやくスプーンで口にものを入れられるようになって、5gのお粥を食べ切れるようになるまでに2週間かかりました。
3週目から野菜に挑戦しました。
野菜を離乳食用に調理する際のコツ、どんな野菜なら調理しやすくて食べやすいかをまとめました。
最初はかぼちゃ、じゃがいもが調理しやすい
最初の野菜としてはクセが少なくて舌触りの良い、にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、かぶなどがオススメだそうです。
その中でも特に、かぼちゃとじゃがいもが調理しやすかったです。
かぼちゃであれば1/8個くらい、じゃがいもであれば小さめ1個を調理して様子を見ました。
皮を剥いて1cmくらいの大きさに適当に切り、たっぷりのお湯で15分くらい煮ます。
中まで柔らかくなったら、ボウルに入れてスプーンの背で潰し、マッシュポテト・カボチャを作ります。
そこにお湯を入れていき、トロトロのヨーグルトくらいの状態になったら完成です。
本当に人生初めての野菜であれば、裏ごしし、さらに滑らかにしても良いと思いますが、裏ごししなくてもトロトロしていれば食べてくれます。
子供の様子を観察していると、あまりシャバシャバしていると食べにくいようでした。
我が家の場合は、スプーンで持ち上げた時にゆっくり落ちるくらいのドロドロした硬さの方が、好んで食べていたように思います。
にんじんや、かぶも同様に煮ますがが、スプーンでは潰れないのでブレンダーか、すり鉢を使うことになります。
ブレンダーは後述のように、ある程度の量がないとうまく潰せずに空回りしてしまうので、初回はスプーンで潰せる野菜が作りやすいと思います。
量が少なすぎるとブレンダーで潰れません
野菜スタート直後には、にんじんにも挑戦しました。
初期に1回に食べさせる量は5g程度なので、こちらも少量ずつ調理しようと思い、にんじん1/2本を使いました。
皮を剥いて5mmくらいのいちょう切りにし、小鍋で20分くらい煮ました。
柔らかくなったらボウルに移してブレンダーで細かく、、、しようとしましたが、あまりに少量すぎてブレンダーが空回りして潰せませんでした。
角度を変えて頑張ってみましたが、全くダメだったので諦めてすり鉢で潰すことになりました。
離乳食用の小さなすり鉢でちょうど良いくらいの量は、ブレンダーでは少な過ぎるようです。
以後、私は少量を調理する時は、すり鉢を使うようになりました。
クセの強い野菜はホワイトソースの素を使う
ほうれん草も比較的初期に挑戦した野菜です。
しかし、ほうれん草は大人が食べてもなかなか青臭く、そのまま食べるには少しハードルが高めです。
我が子も初めてのほうれん草は渋い顔をして、泣き出してしまいました。
翌日にお粥に混ぜてほうれん草がゆとして食べさせましたが、やっぱり食べてくれませんでした。
どうすれば食べてくれるか試行錯誤を重ねた結果、ホワイトソースの素にたどり着きました。
あれだけ嫌がっていたほうれん草を、ホワイトソースの素に混ぜたことで、難なく食べてくれました。
おそらくクリーミーな感じに騙されて食べてくれたのだと思います。
こちらもシャバシャバすると食べにくいようなので、少しお粥か片栗粉を入れて、とろみをつけてあげるとスムーズに飲み込めたようでした。
残った野菜は大人のランチに使いました
茹でて潰した野菜は、フリージングトレーに小分けてにして冷凍保存ができます。
保存期間の目安は1週間程度だそうですが、特に離乳食初期は作る量がわからなかったり、予想よりも食べてくれなくて余ってしまうことが頻繁にあります。
我が家では、余った野菜は大人の食事で使ってしまいました。
オススメなのは少量の場合はレトルトのパスタソースに混ぜて消費することです。
特にミートソースなどのトマト系に混ぜると、少しかさ増しされる程度で、味はミートソースのままです。
もっと大量に余ったら、ご飯・挽肉と一緒に煮てリゾットにすると消費できます。
大した量ではないのですが、やっぱりせっかく作ったものを廃棄するのは心苦しいという方は、大人の食事で消費してみてください。
まとめ
離乳食が始まると「次はこの食材に挑戦して。。。」と楽しみであり不安でもあります。
どなたも子供には好き嫌いなくいろんな野菜が食べられるようになって欲しいと願うと思います。
しかし、実際に食べさせてみると嫌そうな顔をされたり、吐き出されたりして残念なこともたくさんあります。
そんな時は「味の違いがわかるようになって成長した!」とポジティブに考えて、たまには休みながら進めましょう。
今は嫌がっていてもそのうち食べるようになるか、栄養的には他のもので補えるようになるので、深刻に捉えずに気楽に考えてくださいね。
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