妻の妊娠が判明した際に、ぼたもち父が真っ先に考えたことは、家事を効率化しよう!でした。
妊娠中の妻にとって負担となるような家事を、仕事から帰ってきた後や、ゆっくり休みたい休日に行わなければならないと考えた際に、これまで通りの方法では時間が足りないと思ったからです。
特に仕事から帰ってきてやりたくないなと思った家事が、洗濯と皿洗いでした。
洗濯は「すでに干してある洗濯物を取り込む→畳む→当日分を干す」という一連の作業で20分ほどかかっていました。
皿洗いは「乾燥済みの食器を片付ける→食器を洗う→食器を乾燥カゴに並べる」という一連の作業で30分はかかっていました。また、皿洗いの前には、翌日のお弁当を用意しなければならず、仕事から帰ってきた後にやるボリュームではないなと、常日頃から考えていました。
上記の所要時間を合計すれば、洗濯と皿洗いだけで、帰宅後のおよそ1時間を使用することになってしまいます。
今回は、ドラム式洗濯機と食洗機を導入し、それぞれにかかる時間を
- 洗濯 :20分 → 5分
- 皿洗い:30分 → 5分
に短縮できましたので、詳細について解説していきます。
ドラム式洗濯機
これまでは縦型の洗濯機を使用しており「干す→取り込む→畳む」という作業が必要でした。これが地味に時間のかかる作業で、毎日具体的には以下のような作業を繰り返していました。
- 当日の洗濯物を洗濯機に入れて回す
- 前日に干してあった洗濯物を取り込む
- 取り込んだ洗濯物を畳む
- 洗濯が終わった洗濯物を干す
上記作業を行うだけで、20分ほどの時間がかかっていました(洗濯機が回っている時間を除く)。
ドラム式洗濯機を導入したことで、出勤前に洗濯物を入れて、予約スイッチを押しておけば帰宅後には乾燥までが終わるようになりました。これにより帰宅後は「洗濯物を畳む」という作業のみを行えば良くなりました。この作業は5分ほどで完了しますので、縦型の洗濯機を使用していた頃の1/4の時間で済むようになりました。
ちなみに、今回購入した機種は「TOSHIBA製のTW -117A8L(ドア左開き)」というものになります。設置場所の都合上、扉は右開きがよかったのですが、この機種は左開きのものしかありませんでした。
ハンガーや洗濯バサミから洗濯物を外すという作業から解放されたことで、肉体的な疲労度も圧倒的に減少しました。
また、今までは洗濯物を干すためのスペースが必要でしたが、それも不要になり、空いたスペースを子供の洋服ダンスやおもちゃ箱の置き場として、有効活用することができています。
そもそも洗濯機の容量が増えたので、これまで毎日洗濯していたものが2日に1回くらいの頻度になったのも嬉しい効果でした。
心配していたのは電気代でしたが、1ヶ月に1,500円ほど増えただけで収まりました。1日あたりに直すと50円ですので、コスパがとても高いように感じます。
赤ちゃんが生まれると洗濯物が増えるという体験談を聞いていましたが、それはその通りでした。実際、我が家でもぼたもちが生まれてからは、洗濯機を毎日回さなければならなくなりましたので、コスパはさらに上昇しました。
食洗機
食器洗いも帰宅後の家事の中でかなり時間を取られていました。
お弁当箱、夕食の食器、調理器具などをまとめて洗おうとすると、30分ほどかかっていましたし、水道も流しっぱなしで、なんだかもったいないなと思っていました。
家電量販店で現物を確認すると、5万円以内で購入できそうでしたので、妻を説得の末、無事に購入(機種はPanasonic製のNP-TA3)。キッチンに設置する際、水道に対応する分岐水栓を取り付ける必要がありましたので、Amazonで購入し、取り付け工事は自分で行いました(機種はタカギ製のJH9024、価格は15,000円ほど)。
実際に水を流して使用してみると、想像以上に汚れが落ちました。
正直、手でこすったりしないのに汚れが本当に落ちるのか?水道代は手洗いよりも多くなるのではないか?と疑心暗鬼でしたが、全くそういうことはありませんでした。
約70℃お湯で洗浄を行うため、特に油汚れがキレイに落ちます(手で洗うより綺麗に落ちるように感じます)。流石にグラタンのようなこびりついた汚れは、つけ置き後、手でサラッと落としてから食洗機へセットする必要がありますが、全ての皿を手で洗っていたことを考えれば、この程度の手間は全く苦にならないレベルです。
水道代については、水道料金が目に見えて増えていなかったので、おそらく使用量としては手洗い時と同等か、それ以下だと考えられます。
肝心の所要時間についてですが、食洗機に食器をセットするだけなら5分ほどで完了します。慣れてくると、パズル感覚であれもこれもと無駄なくセットできるようになり、食洗機へのセットが楽しくなってくるはずです(私だけ?)。皿洗いをするのは億劫でも、食洗機へのセットだけならば、気軽に行えると思います。
手洗いを行っていた時は、30分ほどの時間がかかっていましたので、1/6の時間で済むようになりました。
食洗機の動作時間は30〜40分ほどかかりますが、その間にお風呂に入ったり、ネットサーフィンをしたりといった、自分時間として活用できるため、想像以上に時間を有効活用できる家電であると思いました。
デメリットとしては「食洗機対応の食器しか使えない」ということでしょうか。
ガラス製品や水筒は食洗機非対応のものが多く、それらは手洗いとなります。効率重視の我が家では、それならばいっその事「食器を全て食洗機対応のものに替えてしまえばいいのでわ?」という短絡的な考えに辿り着きました。
現在は、ほぼ全ての食器を食洗機対応品としています。しかし、一部の離乳食用調理器具は食洗機非対応なので、それはぼたもちのことを想いながら、優しく手洗いを行っています。
まとめ
ドラム式洗濯機と食洗機は、ロボット式掃除機と合わせて『新三種の神器』とも呼ばれているそうです。時間に追われる生活をしている共働き世帯には、どれもありがたい機械です。
我が家では具体的に、ドラム式洗濯機と食洗機を導入し、洗濯と食器洗いにかかる時間を
洗濯 :20分 → 5分
皿洗い:30分 → 5分
に短縮することができました。
これまでは帰宅後に約1時間かかっていた作業が、10分で終わるのですから、肉体的にも精神的にもだいぶ楽になりました。
最初はただ楽をしたいという考えで導入した2つの家電ですが、今では浮いた時間でぼたもちのお風呂や寝かしつけを行えているので、家族の時間を大切にするために、導入して正解だったと思います。
正直、もう元の生活には戻れないレベルで生活が豊かになりますので、アパートだから…とか、設置が大変そうだから…といった理由で迷っている方がおりましたら、是非とも購入の検討をお願いします。
間違いなく、家族の時間が豊かになり、購入してよかったなと思えるはずです。
この記事が、現在ドラム式洗濯機や食洗機の購入を検討している方のお役に少しでも立ったのならば幸いです。
コメント