離乳食を開始して最初の1週間

ぼたもち母

我が家でも生後5ヶ月から離乳食を開始しました。

準備したものはこちらの記事でご紹介していますが、実際に始めてみると調理方法やスプーンでのあげ方などちょっとしたコツが必要でした。

離乳食開始で準備したもの
我が家でも生後5ヶ月から離乳食を開始しました。 ・・・その前に、調理器具と食器を買い揃えました。 と言っても、どんな道具を何個用意すればいいのか全くわからず、最初は少なめに購入して足りなければ追加する、というスタンスで迎えました...

Youtubeで初めて離乳食をあげる動画を見て勉強したつもりでいましたが、やっぱり赤ちゃんはそれぞれ個性があるものだなぁ、、、と実感しました。

我が家の離乳食1週目で困惑したことと、それについてどうやって解決したのかお伝えします。

10倍粥をどれくらい作ればいいのか?

離乳食のスタートは10倍粥でした。

米1:水10の割合で作るお粥で、冷凍保存しておく場合は1週間分を目安にまとめて作っておけるようです。

しかし1週間でどれくらいの量を食べてくれるのかわからず、初回の仕込み量に悩みました

そして悩んだ結果、最初の1週間分は米10gと水100ccでお粥を作って・・・余りました。

  1. 米10gを水で軽く研いで耐熱ボウルへ入れる
  2. 水100gを入れる
  3. ラップをかけて電子レンジ500Wで2分間
  4. スプーンで混ぜる
  5. ラップをかけて電子レンジ170Wで10分間
  6. 電子レンジから取り出して10分間蒸らす
  7. ブレンダーでドロドロに潰す
  8. 5gずつ小分けにして冷凍保存

という手順でした。

注意点としては、耐熱ボウルは一番大きいサイズにしないと吹きこぼれます

「こんな少量なのにこんなに大きいボウルを使うの?」というくらいのサイズでちょうど良いです。

またブレンダーを使うと、耐熱ボウルから移さずにそのまま潰すことができるので洗いものが減ります。

すり鉢でもドロドロに潰せますが、洗いものは増やしたくないですものね。

潰したお粥は製氷皿に小分けにして冷凍しておきます。

氷を作る製氷皿でもOKですが、離乳食用に凍らせたものを取り出しやすいフリージングトレーが売られているのでそちらを使う方がストレスがなかったです

どれくらい食べさせるのか?

冷凍保存したお粥を食べさせる目安として、1〜2日目は1ブロック(5g)を使います。

3〜4日目は1回に2ブロック(10g)を解凍して食べさせます。

5〜6日目は3ブロック(15g)・・・というように少しずつ量を増やします。

また初日から薄めた麦茶をスプーンで飲ませてみました。

麦茶小さじ1、白湯大さじ1を混ぜて完成です。

栄養士さんの話では赤ちゃんの味覚は大人と比べて敏感なため、普通の濃さの麦茶では苦く感じて飲んでくれないことがあるそうです

赤ちゃんの様子を見ながらお粥と麦茶を様子をスプーンで、、、とイメトレは完璧です!

しかし後述のように、我が家ではそんなにスムーズにできませんでした。

もうこの子は一生固形物が食べられないのでは??と心配してしまい、また私の食べさせ方に問題があるのでは??と自責の念に駆られて開始早々に心が折れました。

実際に食べさせてみた結果!

我が子は育児書通りに順調に食べてはくれませんでした。

スプーンを見せても口を開けることはなく、座らせていてもすぐに疲れるのか飽きるのか下を向いて食べる気配はありませんでした。

1日目は唇にお粥を当てて舐めてもらった程度で終わりました。

麦茶は口に届く前にこぼれました。

シリコンエプロンが気に入らないのか、引っ張って遊ばれました。

2日目は口を開けた瞬間にスプーンを入れましたが、お粥を口の中に置いてくることはできませんでした。

3日目はお粥を口の中に入れることに成功しましたが、ほとんど押し戻されました。

・・・という感じだったので、毎日5gのブロックを1個ずつ解凍して使いました。

そして解凍したお粥のほとんどは食べられずに捨ててしまいました

YouTubeで見ていた赤ちゃんたちはもっと上手に食べていたのに、、、と心が折れて4日目と5日目はお休みしました。

また6日目から再開して、ようやくスプーン1杯のお粥を口の中に入れて飲み込んでくれました。

教科書通りであれば離乳食開始2週目には野菜がスタートする予定でしたが、我が家ではまだお粥を食べていました。

今思えば赤ちゃんはスプーンに食べ物が乗せてあるとはわからないし、口を開ける・閉じるという動作もタイミングよくできません

私も食事介助なんて経験がないので、飲み込みやすい位置にスプーンを運ぶこともできません。

お互い初心者なので、上手くいかなくて当然なんですよね。

食べさせ方のコツとは?

心が折れかけた離乳食1週目で私が気づいたことは次の3つです。

①興味がなさそうだったら早めに切り上げる

離乳食を用意してスプーンを見せてもこちらに反応してくれなかったり、食べている途中でよそ見をし始めたら無理に続けずに片付けるか、少し時間を空けて再挑戦するようにしました。

「捨てるのがもったいないな。。。」

とも考えましたが、それも勉強だと思って気持ちを切り替えます。

②スプーンで運べなくても口の中に入れば成功

赤ちゃんはスプーンが何なのかわかりません。

だからスプーンを見せると口を開けるという動作もできないのです。

それならばこちらから相手が口を開けた瞬間に軽くタッチできれば成功ぐらいに考えました。

1週間もそんな攻防を続けていると、口を閉じてお粥を食べてくれるようになります。

この時に焦って、赤ちゃんの上顎にスプーンを擦り付けて食べさせるのはNGだそうです。

私も主人からこのやり方で口に食べ物を入れられ、ものすごく食べにくかったです。。。

③シリコンエプロンは使わなくても良かった

離乳食開始前に購入していましたが、使い始めてみると慣れない感触が嫌だったのか、引っ張ったりひっくり返したりで大惨事になりました。

そのうちに、シリコンエプロンを見ると機嫌が悪くなるほどになりました。

そこまでして使わなくてもいいか、と思いフェイスタオルを首に巻いて食べさせたところ、これで何とかなりました。

そもそも麦茶とお粥だけなので、そんなに汚れが残ったりしないんですよね。

エプロンを嫌がる子には、無理に使わなくても良いと思います。

まとめ

離乳食開始前から話には聞いていましたが、赤ちゃんの個性によって離乳食の進み具合は様々です

私もそれまでの成長の感じから、育児書通りに物事が進んでいくものと思い込み始めていた時期だったので、焦ってしまい心が折れかけた1週間でした。

しかし、赤ちゃんも生まれて初めて体験する「食事」に戸惑っていたのだと思います。

無理に大人のスタンダードに合わせるのではなく、温かい目で見守りつつ、一緒に成長していく時間にしていきたいですね。

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